人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

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売れる商品は、史上最年少の特許少年から学ぶ!

「小学生の特許取得」のニュースは驚きでした。史上最年少の特許少年は、富山市立奥田北小6年の山本良太君(12)。特許を取った発明品はビニール傘を使った忘れ物防止装置で、その名も「傘お化け」(正式名称は「忘れ物防止装置」)。「僕にはアイデアがあるから、毎日ゲームと発明しかしていない」という良太君のユニークなアイデアをご紹介しましょう。

■止まっているものが突然動くと人間は驚くんだ

透明なビニール傘に貼り付けられた大きな目玉と「カサもった?」のメッセージ。この「傘お化け」は人が通るとセンサーで反応して、ビニール傘が開閉する仕組みになっています。建物の出入り口に置いておけば、人が通ることで「傘お化け」が突然動き出すので、それに反応して傘の忘れ物を防げるという小学生らしいユニークなアイデアです。アイデアのきっかけは、静かに座っていたペットの猫が突然立ち上がったとき、良太君のお母さんがビックリしたことだそうです。「止まっているものが突然動くと人は驚くんだ」とひらめいた良太君は、新聞で「傘の忘れ物が多い」という記事を読んで発明に取りかかっていた忘れ物防止装置に、このアイデアを生かしたようです。

「傘お化け」は富山県の発明コンテストで最優秀賞を受賞し、周囲のすすめで特許を出願したそうです。廃車トラックからワイパーモーターを手に入れ、トランス(変圧器)は自作だそうですが、実際に作ったのは3年前。なんと9歳のときです。「傘お化け」のほかにも「風呂満水報知器」などの発明品が押入れにあふれているのだとか。タダモノではありません。

小学生発明家の野望は、「災害とかいやなニュースを見ると、将来は戦争が起きないような発明をしたいと思う。人が戦意喪失するような何か。人が笑顔になって、地球も笑顔になるもの」と壮大なスケールです。日常の何気ない風景から発想の糸口をつかむ柔軟さと、自分のためではなく誰かを助けたいという気持ち。これが、良太君のアイデアのもとなのでしょう。

「発明品の制作中が一番楽しい」という良太君。ドクター中松を超えるような発明家の誕生かもしれませんね。

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