人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

新人教育の傾向と対策

まもなく新入社員を迎える企業にとって、新人教育は新年度最初の山場かもしれません。「金・ポスト・仕事」がヤル気を促す三種の神器だと言われた時代もありましたが、今は仕事に対する価値観が多様化し、ビジネス志向よりも生活者志向の若者が増えたと指摘される一方で、最初から明確なキャリアプランを持っている若者も少なくありません。企業としては多様化する価値観に合わせた人事や新人教育システムを考えていく必要がありそうです。

新人の特徴としてよく挙げられるのが「マニュアル型人間」です。悪く言えば「言われたことしか出来ない」になりますが、目標と方法を与えれば目標遂行能力は高いと言われます。つまり、目標や方法を自分で設定する能力に欠けているのでしょう。

そんな新人には「1対1・5対1・5の二乗の公式」でヤル気を刺激してみたらどうでしょう。目標を与えられてやる仕事の効果を1とすると、自分で納得して仕事をする場合の効果は1・5倍。さらに自発的に仕事をすると、その効果は1・5の二乗倍に上がる、という例えです。

新人に限らず、目的のはっきりしない仕事は生産性が上がらずヤル気も起きません。目指すべき最終ゴールがあるからこそ、そこに向かうための具体的な目標が見えてくるのです。また、人から与えられた目標は時として圧力になることもありますが、自ら立てた目標はヤル気につながります。

そのためにも、新人教育ではまず会社の目標やビジョンを明確に示すこと。はっぱをかけるだけでなく、具体的にどんな人材を必要としているのかを明示し、新人社員に夢を与えることが新人教育の要でしょう。その上で、会社に対する貢献目標を自分で立てさせ、申告させる。「鉄は熱いうちに打て」の言葉通りです。

最後に、新人社員の足を引っ張るのは先輩社員が多いそうです。古株社員の愚痴や女子社員独自のしつけ(?)で新人の士気が低下する場合があるのだとか。新人教育の前に、新人教育は社をあげて取り組む雰囲気を作っておくことも一考の余地があるかもしれません。

 

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