人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

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商品や価格に頼らない成長戦略

この売れない時代、
今持っている商品やサービスの品質を極限まで高めることで、活路は開けるのでしょうか?
品質は大事です。
しかし高品質というだけではこの恐慌は乗り切れません。
なぜなら、その高品質を吹き飛ばすほどの勢いで市場は縮小していくからです。
購入人数も購入金額も減っていくのです。

では、ニッチ市場においてオンリーワン商品を開発する道で活路は開けるか?
開けます。
しかし私は、一般的な中小企業は無理だと思っています。
理由は4つ。
1、そもそもそのような商品は生み出せない。
2、生み出せても売れるとは限らない。
3、売れたとしても期間は短い。
4、すぐに次の商品を開発をせねばならない。

品質を高めても、新たな商品を開発しても、それ以上の者が、次から次へと世の中に出てくる。
これが現実。
もはやあらゆる業界において、高機能・高品質・新製品で利益を出すことが出来なくなっている。
そのことは現在のソニーやパナソニック、シャープを見ていると分かります。
売るための肝は、そこではないわけです。

これからは、商品とか価格とか売上とか受注数とか市場シェアといった物質的な数値ではなく、
顧客の心のシェアをいかに占めているか」という無形の値が成否を左右します。

著名な投資家であるウォーレン・バフェットが考える、一番優良なビジネスとは、
「消費者の心の一部に食い込んでいるビジネス」だと言っています。
顧客の心の中にアンカーリングすることが大事だということです。

 

顧客ときちんとつながりを維持し、顧客の心の中に入る。
その度合い、人数こそが、無形の資産となる。
私たちは、ここを狙うのです。

人、モノ、金、情報という経営資源に、「顧客」という要素を新たに加えてみる。
売る技術に加えて、顧客との関係を育み購入していただく技術を身につけてみる。
その技術を確立することこそが、目の前にせまっている未経験の逓減市場を行き抜く、
唯一の成長戦略だと私は考えています。

 

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