人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

「基本」をきちんとおさえると成果が爆発する。

アメリカに長期滞在するため何ヶ月も前から英会話スクールに通い、週1回のプライベートレッスンまで受けて渡米したある人が、現地到着3日目にこんなメールを友人に送ったそうです。「英語がまったく理解できない」。それなりに勉強したし、日常会話に困らない程度の英語力は身についたと自負していただけに、現地で英語が聞き取れない自分に相当ショックを受けたようです。

ところが、それから2週間ほど経った頃のメールには、「少し聞き取れるようになってきた」とあり、渡米から2ヶ月後には英語でコミュニケーションが取れるようになったそうです。やっと日本での勉強が身を結んだのかと思いきや、意外にも役に立っていたのは中学英語。渡米前の勉強がいかせるようになってきたのはさらに1ヶ月後で、それでもやはり基本は中学英語だったとか。渡米から半年後のメールには、「切羽詰まると基本学習の記憶がよみがえるものだね。基本があってこその応用力だというのがよく分かった」と書かれていたそうです。

ビジネスノウハウやマニュアルが巷にあふれている今、その気になれば必要な勉強はいくらでもできます。セミナーや講演会で成功者の生の声を聞くこともできます。しかし、そこで習得したことを実践したからといって、すぐに結果が出るのは稀(まれ)でしょう。何故なら、実践したことの多くは「応用」だからです。

基礎体力がないのに、いきなりフルマラソンにチャレンジするのが無謀なことは理解できても、ビジネスでは、基本をないがしろにして応用に飛びつく軽率さになかなか気づけません。顧客が倍増するDMの方法論を勉強しても、成功するプレゼンノウハウを得ても、単なる知識のうちは自分の武器にならないでしょう。ビジネスの基本は「人となり」だろうと思います。人と人との関わりで成り立つ以上、アナログな部分が仕事の成功を下支えしているのは確かです。日頃どんな心構えで仕事をしているか、どんな態度で顧客と接しているか。その基本を押さえているからこそ、応用したときに爆発的な成果が現れるのでしょう。

 

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