人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

売れない時代における商売の方向性

インターネット販売の肝は「特徴」にあり

私は、インターネットマーケティングには否定的ではありません。
ただしそれは、条件付です。
特徴のある者はネットマーケティングで伸びる。しかし特徴の無い者は無理、ということです。
なぜなら、今のネットマーケティングの効用は、特徴のあるものをより拡張させるところにあるからです。
インターネットマーケティングは、集客や販売ツールの時代から拡張ツールの時代へ移行しました。

自社サイト、ブログ、ツイッター、フェイスブック・・・やってみて皆が分かったことは、
結局、特徴のある者をより拡張させるツールだったということ。
特徴のない者は埋もれるだけ。
どれほどそれらの本を読み、セミナーで学んでも成果が出ないのはそのためです。

また、従来のように「いかに上手にサイトを作り、宣伝するか」ということでは成果が出ません。
キーワード広告も限界です。
お客はキーワード広告をクリックしないからです。
ではSEOはどうでしょうか?
これも限界にきています。
上位に表示されるにはそれこそ同業他社と不毛な戦いを続けなければならない。
しかも上位に表示されたからといって売れるわけでもない。

インターネットマーケティングがこのような状況になってしまった理由は「同質化」です。
皆が似たようなサイトを作り、似たような主張を行い、上位表示対策を行い、ソーシャルマーケティングを行う。
どの業者も同じことをやり続け、どの業者も差異をなくし同質化してしまったのです。
試しに何かの商品名で検索してみてください。
似たようなサイトが何百、何千と出てくるだけです。
これではお客に見つけてもらうことはできないし、気持ちをつかむこともできません。

必要なのは、対策ではありません。
自分の特徴を自覚し、打ち出すことです。
その特徴を拡張してくれるのが、インターネットです。

特徴の無い人は、徹底的に高度な対策をやり続けねばならない。
特徴があれば、自然とお客が集まる。
特徴に人が集まり、そして買っていく。
これが今の現実です。

現在のような急速に縮小していく市場においては、
「同じ」「似ている」「違いが分からない」というコモディティ的な存在は順調に売上を減らしていくことになる。
商品でも、サービスでも、価格でも、技術でも、売り方でも、他社とは違うところを持つことが極めて重要です。
しかし私たち中小企業は、商品や価格や技術で違いを出すことが難しい。
だからこそ、売り方で勝負していく。
とりわけ、顧客や見込み客との人情的な深さを追求していくという考え方が、
今のトレンドをふまえた上でも、ひとつの道になるのではないかと私は思うのです。

 

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