人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

ストリートスマートのススメ(知識と経験のバランスが力を発揮する)

新入社員を迎える時期になると、「新人のマニュアル化」だとか「言われたことしかできない世代」などと言われ、新入社員の傾向と対策めいたことが話題になります。確かに“マニュアル化”の一面はあるでしょうが、型にはまっているのは新入社員ばかりではありません。

勉強ができて知識による理論武装に長けている人を、欧米では「アカデミックスマート」と呼びます。これに対し、過去の経験や自分で得た情報をもとに自分のスタイルを確立していく人を「ストリートスマート」と呼びます。アカデミックスマートが“学校秀才”タイプなら、ストリートスマートは“現場主義”タイプと言えるでしょう。

仕事をする上で知識や理論は当然必要です。ただし、ただ“知っている”だけでは机上の空論。「あいつは屁理屈が多い」と言われることはあっても、ビジネスを有利に運ぶための武器にはなりません。必要なのは説得力。持てる知識や理論が何によって裏づけされているか。相手はそこを見ています。それが経験であり、自分なりの情報であり、試行錯誤しながら身につけてきた方法論なのです。逆に、経験だけあっても基本的な知識がなければ行き当たりばったりに思われるかもしれません。また、知識と経験を備えていても、それにあぐらをかいていれば、頭は固くなり、新しい物に対する嗅覚が衰え、柔軟性も失われていくでしょう。

知識と経験はバランスよく備わってこそ相乗効果で双方が活きるもの。机の上の勉強が得意だとされる日本人ですが、時代の流れを見ても、今求められているのは「ストリートスマート」のようです。

「事件は 会議室で起こっているんじゃない。現場で起こっているんだ!」

踊る大捜査線の青島刑事が絶叫したこのセリフは、まさにストリートスマートの真髄です。豊富な現場経験を積み、人間関係でもまれ、失敗と成功を繰り返しながら自分の足で歩いていく。ストリートスマートであるには、自分でマニュアルを作り、自分でアップデートさせていくしかないようです。

 

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