人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

ヒット商品を狙うなら“パーソナルケア”

ものが売れない、というより、生活不安で消費に気が向かない昨今。ところがそんなご時世でも、確実に売り上げを伸ばしているものがあります。

■前年比プラスで売れているもの

「世界は不況ムード一色ですが、消費者が買うのを止めない商品は確実にある」と分析するのは、米経済誌『フォーブス』。そのフォーブスが調査した「前年比プラスで売れているもの」とは……。

【1位】ネットブック

【2位】テレビゲーム

【3位】スマートフォン

【4位】パーソナルケア商品

【5位】組み立てブロック玩具

【6位】車のメンテナンス

【7位】ジムの会員権

【8位】レストラン

【9位】映画の券

【10位】ドレス・カジュアルシューズ

この中で注目したいのが4位のパーソナルケア商品。具体的には、シャンプー前年比+18%、ニキビケア商品+14%などだそうです。同誌ではこの傾向を、セルフトリートメントで医療費を抑えようとしている、もしくは現実逃避のために少しでも気分が良くなるケア商品が好まれる、と分析しています。

日本でもここ最近、「消臭グッズ」が売り上げを伸ばしているようです。ただし、口臭ケアや加齢臭対策への関心が高まる理由は、医療費や現実逃避ではなさそうです。どちらかと言えば現実を直視した上で、好感度を気にする人が増えたのでしょう。前回取り上げた男性向けガードル「クロスウォーカー」(ワコール)が指名買いされるのも、見た目のカッコ良さを意識する男性が増えた証拠でしょう。

清潔感を演出する。肉体的なコンプレックスを少しでも解消できる。そんな好感度アップを狙ったセルフケア商品に、“ヒットの芽”が眠っているかもしれません。

 

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