人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

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奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』で大反響を呼んだ木村秋則さんの回。司会の茂木健一郎さんが、「これは絶対本にしたほうがいい!」と出版社に持ちかけて出版の運びとなったそうです。

茂木さんをそこまで感動させた木村さんの偉業とは、リンゴの自然栽培。野菜や果物のなかでも、リンゴは特に農薬を必要とするそうです。本書は、絶対不可能だと言われたリンゴの自然栽培に成功し、《奇跡のリンゴ》を世に送り出した木村さんの、執念と情熱を追ったドキュメンタリーです。

木村さんがリンゴの無肥料栽培に目覚めたのは20年前。スタートから7年間は害虫や病気との闘いだったそうです。子どもにノートを買ってあげることできないほど収入のない日々が続き、昼はリンゴ園、夜は弘前の繁華街で働く二重生活が続きました。

家を二度追い出され、世間からも変人扱い。死ぬつもりでロープを用意して山に登ったものの、ロープが短すぎて用をなさなかったそうです。でもその時、後の「奇跡」につながるヒントを発見したのです。そして8年目、ついに《奇跡のリンゴ》は実現しました。

現在、木村さんの指導の下でリンゴの自然栽培に取り組んでいるのが佐々木悦雄さん。佐々木さんが収穫の少なさに落胆していると、木村さんが声をかけました。

「一歩ずつ、階段を登るように進んでいけば、必ず実りますよ」

たまには素直に感動して、思い切り刺激されるのもいいものです。

 

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