人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

女性社員の意識の高さが社内にカツを入れる!

男女雇用機会均等法の施行から20年以上経ち、社会における女性の躍進は当たり前になりました。とはいえ、あらかじめ女性の役割を限定した上で採用している企業が少なくないのも現状でしょう。特に会社の規模が小さくなるほど、いまだに「女子社員=事務員」というイメージが抜けていないようです。

業界によっては男女の特性をいかすべきですから、男性に向く職種、女性に向く職種の区別は当然あってしかるべきでしょう。しかし、社会人としての意識レベルは別問題です。ある会社の例をご紹介します。

輸入キャンピングカーの日本代理店であるD社では、30代、40代の男性社員6人と30代の女性社員1人が働いています。男性は営業マンとサービス。女性はホームページの更新と事務全般をこなすスタッフとして雇われました。キャンピングカーの知識ゼロだった彼女も、働き始めて3ヶ月も経てば社内のことが分かってきます。彼女は次第にイライラし始めました。仕事には満足しているけれど、男性社員の仕事に対する意識の低さと常識のなさに呆れてしまったのです。

月半ばまで1台も売れていないのに営業の電話すらかけようとしない営業マン。今日段取りしておかなければ明日ほかの人が困ると分かっているのに、「お疲れ様」と帰宅するサービスマン。書類と1万円札をホチキスで留めて出されたときは、思わず無言で付き返したそうです。

昨年のボーナス前。一度サラッと断られたら二度とアプローチをかけない営業マンに、彼女はとうとう爆発しました。「どうしてそんなに簡単にあきらめるの? 1台でも多く売れば会社が潤って私たちのボーナスだって増えるのよ。だいたい今月何台売ったの? 1台も売ってないじゃない。それで給料もらうつもり? 自分の給料分くらい責任持って売り上げなさいよ!」

社長もこの社員をもてあましていたようですが、身内感覚になってしまったがゆえにハッキリと言えなかったのです。それ以来、ほんの少しですが社内の雰囲気が変わったと聞きました。なあなあな職場にカツを入れるため、男性社員のプライドに火をつけるのは一考かもしれません。

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