人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

売れない時代における商売の方向性

恐慌を乗り切る方法。底を打つまで耐える

私は、これから訪れる恐慌を乗り越えるのは、わりと簡単だということに気づきました。
どういうことでしょうか。
恐慌を「売れない時代」と定義すると打ち手がなくなってしまう。
しかし「過剰な数の業者が淘汰されていくプロセス」と定義すると活路が見えてくる。

恐慌とは過剰な供給が淘汰される過程に過ぎない。
要するに、多すぎる業者数が減って適正な数になるまで耐えればよいわけです。
ライバルに勝てばよいわけです。
膨らみすぎた市場が縮小する。
最も小さくなって落ち着いたところが本来の市場の大きさである。
その需要に見合った量まで供給サイドの淘汰は続く。
その後は、残った業者が皆、また成長していく。

畳業界がよい例です。
畳業界はすでに淘汰のプロセスを終えた先行業界。
ここ10年で畳屋は廃業が相次ぎました。
畳を買う人が減り、畳業者もどんどん減っていった。
しかし今はもう減っていない。
需要と供給のバランスが底を打ったのです。
今は少ない数の畳屋に対してたくさんのお客が群がっている。
今残っている畳屋は、これからまた楽に商売を続けていくことが出来る。

いずれにしても、今までの狩猟的な売り方では、いずれ立ち行かなくなるということは明らかです。
どこかの同業者がやっている方法をマネするレベルでは確実に苦しくなる。
なぜなら、似た商品を似た価格で似たような売り方をする人が淘汰されていく過程の中に、
私たちはいるからです。

 

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