人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

想像し、創造していくことで利益が生まれる時代

ある男性が彼女に大きな花束を贈ったそうです。女性は花が好きだと聞くのできっと喜んでもらえるだろうと思っていたら、彼女は意外な反応をしたそうです。「ありがとう。でも、こんなに大きな花束を飾るものがないわ・・・。どうせなら花瓶も一緒にほしかった」。大きすぎた花束は逆効果となり、彼は「気の利かない人」になってしまったのです。

昨今の若手社員の特徴として、「指示されたことはしっかりできるが、自発的な行動ができない」と言われます。つまり“指示待ち社員”が増えているわけで、その理由の一つが“想像力の欠如”です。得意先に荷物を運ぶように言われ、ただ持っていくだけなら誰でもできます。せっかく得意先に行くのだから新商品をさりげなくアピールする。足りないものはないかと尋ねてみる。世間話の中から次の仕事につながりそうなネタを拾ってくる・・・。先の展開を想像できるかどうかは、若手社員のみならずビジネスマンにとって欠かせない能力です。

想像とは“推し量る”ことです。過去の経験をもとに現状を分析し、新しいものを創造する“芽”を見つける。それが“想像力”だと思います。想像力を鍛えるために本を読むのは有益でしょう。情報収集としてテレビを活用する人は少なくありませんが、自分の意思に関係なくどんどん流れ込んでくる映像や情報は、ともすると想像力を奪います。テレビを見ただけでわかったつもりになり、自分で考える力が衰えてしまうからです。

想像力の敵は“慣れ”です。仕事上だけでなく、普段の生活でも当たり前のことだけしていれば想像力は養えません。また、養われた想像力も磨かなければ錆びてしまうでしょう。それではビジネスを“創造”することは叶いません。花束を贈った男性にもう少し想像力があれば二人の未来を創造することができたでしょうに、残念なことです。

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