人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

ヒット商品を生む方法。異性の視点と不便。

「不便」が「便利」に転じたとき、そこには一攫千金のチャンスがあります。そのつもりで日常生活の「不便」に目を光らせている人もいるでしょうが、自分にとっての「不便」以外には気づきにくいもので、その「不便」が女性特有のものなら男性にはさらに縁遠い「不便」です。今回ご紹介する「ブレスレットバディ」(有限会社エイアイ企画)の便利さを男性が理解するのは難しいかもしれません。しかし、アメリカで300万本の売上実績を持つ大ヒット商品のアイデアは参考になるでしょう。

■「朝の忙しい時間にブレスレットを簡単につけたい」

女性が感じている「不便」のひとつにブレスレットの装着があります。留め金部分が小さい上に、爪を長く伸ばしていたりネイルアートを施していたりすれば、さらに手間取ります。忙しい朝などはかなりイライラするようで、「もっと簡単にブレスレットをつけたい」という女性の声から生まれたアイデア商品が、アメリカ発のブレスレットを簡単に装着できる道具「ブレスレットバディ」です。クリップの先でブレスレットを固定して、一人でも楽々と装着できる画期的なアイデアが女性に大ウケし、アメリカではTV通販などを中心に大ヒットしました。

①ブレスレット先端の留め輪の根元をブレスレットバディのクリップで挟む。

②手のひらを表に向け、ブレスレットバディを親指と人差し指、中指で固定。

③もう片方の手で引き輪(フック)を開いて固定した留め輪に引っかける。

④ブレスレットバディのクリップを外せば装着完了。

爪の長い女性を観察していると、ケータイのボタン操作に手間取っている人がいます。指先をくぼみに入れて開けるタイプの引き出しや、指を引っ掛けて開ける引き戸などでも爪が割れないよう苦労しているようです。たまには異性の視点で世の中を見たり、身近な異性に「不便」を聞いてみたりすると、思いがけない“不便の芽”に気づくかもしれません。それがヒット商品を生み出すためのヒントとなります。

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