人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

自分の器を大きくして売り上げを伸ばす方法。

「売り上げと自分の器の大きさと比例する」
必ずしもそうではありませんが、因果関係は強そうです。であるならば、ここはひとつ「自分を大きくする方法」を学んでみましょう。

- 自分の小さな「箱」から脱出する方法 /アービンジャー・インスティチュート(著) 金森重樹(監修) -

こんな本があります。アマゾンでのカスタマーレビューを集めて本書をジャンル分けするならば、ビジネス本もしくは自己啓発本に入るでしょう。しかし、小説仕立てのユニークな形式で書かれた内容は何とも不思議な世界を醸し出しています。

主人公の「わたし」ことトムは一ヶ月前にザグラム社の上級管理職として中途採用され、ザグラム社独自のミーティング(研修)を受けることになります。この一ヶ月間、自分は優秀な社員であり、ザグラム社にとって何一つ恥じることはしていないと自負しているトム。ところがミーティング当日、上司になる予定のバドからいきなり、

「君には問題がある」

と言われることから物語が始まり、トムの受けたミーティングを通じてストーリーが展開していきます。

本書のテーマを簡単にまとめると、「身の周りで起こる人間関係のいざこざは、実はすべて自分が原因であることを知りましょう」。自分が他人のためにすべきだと感じたことに背く行動を「自分への裏切り」と呼び、自分の感情にウソをつくことを「自己欺瞞(ぎまん)」と言い、自己欺瞞の状態を「箱に入る」と表現しています。

なかなか売り上げが伸びない。人間関係が上手くいかない。愚痴が多い。すぐ責任転嫁する。いつもイライラしてロクな人生じゃないと嘆く……。その理由は自分が「箱」に入っているからです。読者は「わたし」に感情移入しながら「箱」から脱出する方法を学んでいきますが、実行するのは簡単ではないとも書かれています。それでも読後は、何かが変わっていると思います。そしてそのことが、売り上げ向上の一助になっていくように思います。

ご意見・ご感想はこちら







コメント内容


Copyright © 2018 Hiroshi ono All Rights Reserved.