人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

名刺交換した相手を全員覚える方法

きっと今年も、たくさんの人と名刺交換することでしょう。記憶力の悪い人には悩みのタネですが、コミュニケーションの基本は相手の名前を呼ぶことだと言われるほどなので、人の顔と名前を覚えるのが得意な人はビジネスシーンで得をします。「一度、名刺交換しただけで自分のことを覚えてくれた」 こういう感情はとても気分のよいものです。相手はきっとあなたのことを好きになることでしょう。

記憶力のいい人と悪い人の差は「記憶の定着率」にあります。「記憶力がいい」とは「記憶の定着率がいい」と言い換えることができ、定着率をアップさせるにはちょっとしたコツがあるのです。そもそも「記憶」とはイメージなり映像なりが固定化したものだと考えがちですが、実は一種のネットワークのような状態だそうです。複数のコンピューターをつないでデータを共有し、情報処理をするシステムを思い浮かべてみましょう。それが「記憶」です。ネットワークが共有するデータ量が多いほど記憶力がいいわけで、それにはできるだけデータを細分化しておくといいそうです。

名刺交換した相手を覚えようとするとき、社名と名前だけより、「レジメントのネクタイをした40代半ばの坂東英二風なマッチョの田中太郎さん」と覚えたほうが記憶としての定着率が上がります。もっと言えば、「名刺交換した日は朝から土砂降りで気分がふさいでいたが、レジメントのネクタイをした……(以下省略)田中太郎さんは五月の青空のようなさわやかな人だった」のほうが、もっと記憶が定着します。

要するに記憶をストーリー化してしまうのです。自分が見たり聞いたり体感したエピソードは忘れにいくいもの。この原理を応用して記憶もエピソードとして細分化し、自分だけのオリジナルストーリーを作ればいいわけです。そのときはぜひ、明るい気持ちでストーリーを作りましょう。暗い気持ちでストーリーを作ると思い出したときに暗い気持ちも一緒によみがえり、嫌な記憶として定着してしまいますので、ご注意。いずれにしても、商売は人間関係。より多くの名刺交換した相手を覚えるだけでも、ビジネスマンとしては相当な強みにはなりそうです。

 

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