人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

商売において失敗しない決断の仕方

「やるか・やめるか」「押すか・引くか」
商売は決断の連続だとも言えるでしょう。その決断にも大小あり、「ここぞ!」という場面での決断力はビジネスマンとしての力量を問われる要素のひとつです。きっと、この判断にもコツというものがあり、とてもうまい判断を下せる人というのもいるのでしょう。

その顧客をいつまで追うか。この交渉をいつ打ち切るか・・・。進む決断と退く決断。どちらも簡単ではありませんが、状況が読めない場面では引き際の決断のほうがよりパワーを必要とするように思います。特にそれまで上手くいっていた場合や、過去に同じようなパターンで成功した例があれば尚更でしょう。「もう少し待てば、もう少し粘れば、状況はよくなるかもしれない・・・」。それが客観的なデータと冷静な判断による分析であれば「もう少し」の価値があるかもしれません。しかしそこに欲が入り込むと人の目は曇り、判断も鈍ります。さらに進むか、ここで退くか。その境界線は自分で引くしかありません。

ベンチャーが大好きだというある経営者は、境界線を引くための目安を設けているそうです。提供するモノやサービスの反応を見る期間は1週間。 1週間反応がなければすぐにやりかたを入れ替えるそうです。衣料品事業から始め、飲食店、エステ、不動産経営などを手掛け、近い将来は介護産業にも参入する予定だそうですが、どのベンチャーでも基本的に「1週間反応がなかったらやめる」を目安にしてきたと言います。たとえそれまで好評でも、あるとき1週間続けて反応がなかったら、そこがその人にとっての境界線なのでしょう。これが、彼なりの「商売をうまくやるコツ」というわけです。

「1週間で決断しなさい」という話ではなく、進退の境界線を引く自分なりの目安を設けておけば、欲や過去の栄光に惑わされずに、上手な商売の決断ができるのでは、ということなのです。

 

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