人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

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売れない時代に繁盛する2つのコツ

いま、ひとつの時代が終わりました。
それは、インターネットによる販売とアメリカから入ってきた狩猟的な売り方です。

ここ十数年、皆がよい時代を過ごしました。
おそらく「誰もが儲かった最後の時代だった」という評価になることでしょう。
それを可能にしたのは、2,000年くらいから始まった、ネット販売と狩猟的な売り方の組み合わせ。
その2つがうまくかみ合って誰でもお手軽に利益を手にしました。
しかし今、その2つの前提が崩れてしまった。

私たちは、シフトチェンジする過渡期に来ています。
そこに社会の混乱、市場の縮小、恐慌といった足音が迫ってきている・・・

好況期はみんなソコソコ儲かるものです。
不況期は稼ぐ人は稼ぐ。ダメ人はトコトンだめになる。
だから頑張らねばならないし、不況期を乗り越えるコツをつかんでおく必要もあります。

■ コツ1
不況期に大事なのは、価格よりも価値に目を向けさせること。
価格に目を向けさせたら終わり。なぜなら消費者は安いほうを買うからです。
価値の一つとして、お客とこちらの関係を育むという点も重要になってくる。
通販的な売り方はどんどんうまくいかなくなるからです。

■ コツ2
市場を新たに作る → 儲かる → 他社が入ってくる → 争う。
これはいつの時代にもいえる、商いの「型」です。
つまり最後は、「いぶし銀」で残れるかどうかになってくる。
最後に残ったとこは、不況期を経て次の成長期で、また儲かる。
この繰り返し。

これからは、お客との日頃のなじみと信頼関係。
そして、いぶし銀。
マーケティングゲームはもうおしまいです。

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