人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

凡人が成功して一番になる3つの条件

「成功したり一番になる人というのは、非凡な人である」
これが世間一般の認識ですが、実際はそうでもないようです。

「一番になる人  / つんく♂  (著) 」という本があります。
簡単にまとめると有名人の成功哲学本ですが、本書をおすすめする理由はふたつあります。

ひとつは、私たちが著者の成功を目の当たりにしていること。つんく♂がビジュアル系バンド「シャ乱Q」のボーカルとして登場した当時、まさか今のような立場で成功を収めるとは想像できませんでした。しかしその後、「モーニング娘。」をはじめ数々の音楽ユニットのプロデューサーとしてミリオンヒットを飛ばします。成功哲学本は数あれど、仕事柄のユニークなエピソードやよく知った固有名詞が散りばめられた本書は普通に面白い。ためになるとか勉強になるの前に、読んで面白い成功哲学本はまれだろうと思います。

そんなつんく♂は自らを「凡人」だと言い、凡人だからこそ天才には見えないものに目を向けて自分が一番になる方法を探ってきたそうです。つんく♂流「一番になる人」の条件は、以下の3つ。

【身近なことに目を向けられる人】ヒントはいつも自分の一番近いところにある

【実るほど頭を垂れる人】ビジネスは頭を下げるたびに一円、二円と心の貯金に変わる

【三年以上、がんばれる人】二年と三百六十四日では意味がない

など至って当たり前のまっとうなものです。しかし、そんな当たり前のことを実際にやってきたのかと問われたら、やってきたつんく♂は一番になり、分かったつもりでやってこなかった人は次の成功哲学本を漁るのでしょう。

凡人が歩む成功へのプロセスは泥臭く地道である。これを体験として教えてくれるのが、おすすめ理由のふたつ目です。

 

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