人は、何かを買うために生きているわけではない。よい人と出会い、よい人生を送るために生きている。そこに、消費者があえて口にしない、真の欲求がある。

ビジネスお役立ち知識

「ゆとり世代」の社員にはインターネットをやらせなさい

今までの常識が通用しないと言われる「ゆとり世代」。新入社員として迎える前に彼らの特徴を理解しておきましょう。

■【優れたネット活用力】

ケータイメールを多用するゆとり世代は、大事な用件も「メールしときました」ですませる幼さがある反面、インターネットの使いこなし方は非常に優れています。小学生の頃から学校の授業にインターネットが導入され、宿題や課題の調べ物に利用してきた彼らにとって、インターネットはとても身近なツールです。パソコンの使い方すら悩んできた世代には思いつかないような発想でインターネットを使いこなすのが彼らなのです。今まで企業は、誰もがやるインターネットマーケティングのスキルでソコソコ繁盛できました。しかしこれからは、それそれの特徴を生かした、より高度なインターネットマーケティングを必要とされます。そのときに彼らの、インターネット活用力と柔軟な発想は、大いに期待できるところです。

■【飲みニケーションが通用しない!?】

上司や先輩が残業していても、「お先っす」と退社できるのもゆとり世代の特徴です。ケータイという一方通行のコミュニケーションに慣れている彼らは、自分の言動が周囲に及ぼす影響に鈍感な面があります。しかも“うちら”の範囲を大事にするので集団意識が薄いようです。「飲みニケーション」で親睦を深めようと誘っても、あっさり断られるかもしれません。会社は組織であり、仕事はチームワークで成り立ち、自分もそこに属する一人である。まずは集団における自分の立場や役割を認識させることから社員教育が始まるかもしれません。

■【最後は熱意が勝つ】

要するにゆとり世代の育成には手間がかかりそうです。しかし逆に考えれば、段階を踏んで時間をかければ彼らを理解でき、ギャップも埋まるわけです。表面上の行動だけで彼らを「エイリアン」だと思わず、少なくともこちらは真剣に向き合おうとしていることを伝えましょう。最後はやはり熱意だろうと思います。

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